近藤誠先生 2 2018/08/17

実は近藤先生の本は多分3冊は読んだと思います。

先生のおっしゃりたい内容がよく読み取れなくて、疑問がどんどん膨らんでしまったのです。

 

だから、半分興味本位ではありましたが講演会にも足を運んだことがあります。

そこで先生の患者さんの中にはおっかけのような人もいらっしゃっることが分かりました。

これがまた、面白いんですよ。。。先生に思いっきり客席から文句をいう人もいるんです。

そしたら、近藤先生はあの人は僕の患者だという説明もされて、ますます興味がわきました。

多分、乳がんの患者さんではないかと思いました。(一見、心がやられているようにも見える。。。)

乳がんはそういう側面があるように思います。

 

乳がんで先生の治療でうまく行かなかったら、文句も言いたくもなりますよね。。。

そのどうしようもない気持ちのぶっつけどころがない状態と言うのは、どうしても対象は主治医に向かわざるを得ない状況が生まれるんだろうな。。。と思います。

私もそういう気持ちは持ったことはありますから。。。(^^;

 

私が疑問に思ったのは、主治医とのギャップにあったように思います。

これを「飲んだら効いてくることがある」と言うのは、過去にそういう患者がいたことを表現しているように思います。

主治医はそれを知っているのに、かたや近藤先生は経口抗がん剤など効かないと言うのはどういうことが起きているのか?と思いました。

そういう先生がいることを医療界の先生方がほっといたと言うことは、何なんだと思いました。

誰も本当はそういうことは、いずれ噂のようなことはなくなる?と言うことでしょうか?

 

点滴抗がん剤の大好きな先生方は、経口抗がん剤など目もくれない???と言う状況があるでしょ?

でも、薬は人によって強く効きすぎるとか、弱くて効かない、と言うことがあるんだろうと思います。

人によって使い分ける?ことが必要のように思います。

 

でも、そういうことは薬の進化によってだんだん遠い世界になるようにも感じています。

副作用がない薬がどんどん開発されていくんだろうな。。。と思っています。

 

がんになったら、あきらめろ、と言う世界はだんだんなくなるんだろうな~。。。と感じています。

 

国民皆保険制度

超高額な薬が出てきて、この先、どうするんですか?

年齢制限もおかしいでしょ?

所得制限もおかしいでしょ?

何で判断するようになるんでしょうね。。。?

 

私などはとても安上がりな患者だと思いますが。。。その先を考えるといったい日本はどこへ向かおうとしているのかと思います。

 

 

 

 

こちらに書いたことは、私の個人的体験に基づいて書かれてあります。

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文責:古山惠子