薬と遺伝子 2017年11月27日

薬と遺伝子の関係ですが

がんは遺伝子の突然変異ということは聞いています。

これまで薬による事件もいろいろありますね。。。

代表的なものはイレッサですね。。。あまりに早い認可がたくさんの犠牲者を出してしまったように感じています。

その頃は画期的なお薬だったと思うので、それでそのような認可になったのでしょうか???

 

私どもの患者会でも、ある会員さんで肺転移した方が何故使わせてくれないのかと詰め寄ったことがあったようです。

先生は頑として首をたてに振らなかったそうです。それをとても悔しそうに言ってたことがありました。

でも、後から考えるにそれでよかったのだと思います。

私も時間が経ってしまってその頃の詳細を忘れてしまいましたが

大変な事故につながったように思います。

その後、しばらくしてから彼女に会いました。

すっかり元気になっていて驚いたことがあります。

別のお薬の処方があったようでした。

 

東京都のがん相談をやるようになって、やはりそのことはとても気になっていました。

その病院ではきちんとお薬の処方の前に合致するかどうか検査をするようでした。(患者さんは頼んだ覚えはないそうです)

 

お薬は遺伝子の世界になったように思いました。

患者の遺伝子とお薬の化学式が合致するかどうか。。。???なのだと思います。

 

ところが私のフェマーラの事件はそのようなものは大体、病院ではやっていません。

先生に遺伝子検査をしなくてはいけないのですか???と聞いた気がしますがそういうことはそもそもやっていないんです。

だから、早い話が私は薬を今あるものの中で変えただけなんです。

 

実際にやった事は別の薬に変えた。。。

今こうして生きていることを考えると、その頃、感じたことはあんまり遺伝子って関係ないような気がしてなりません。

人間の身体って結構柔軟性があるな。。。と感じています。

だから、逆を言えば、お豆腐、イソブラボン(ホルモンと似た化学式とのことです)は、取り込むと言うことが考えられるんだろうな。。。と思います。量の問題だとは思います。

 

がんの薬についてはジェネリックは、究極には反対だと思って来ました。。。でも、意外といけるんではないかとも思います。

本人の経済性の問題かな~。。。と思います。

以前調べた時は15%くらい違う?ですか?もっとですか?忘れちゃった。。。

それは形状だったり、成分?の違いですか?

国はジェネリックを推進していますね。。。

(ジェネリックと比較するのがそもそも違う?患者にとっては同じように感じます。。。)

 

 

遺伝子が絶対だという先生はこういうことは反対でしょうね~。。。

どうしましょ???

薬による???ですね?

分子標的薬の恩恵は頂いているような気がしますから。。。

 

いずれにしろ、民族差の影響がある???

 

その頃思ったのは、検査については、予算の関係があると思うので

国立病院に限らず、調べた方がいいというお薬(危険性のあるもの)については予算をつけるべきだと思います。

ついているとは思わなかったので言って見ました。

 

調べる前は一言、患者さんに言うべきですね。。。事後承諾?

逆にお任せの姿勢に驚きました。

私達は何も知らなくていいの???

それを聞いた時にその費用はどうなっているんだろう???と思いました。

そのお薬に義務がなされていた?とかですか???

だから~。。。調べたのならきちんと報告してくださいと言っているのにね~。。。

私はその経験があったので

逆に遺伝子検査とはいかほどのものなのだろうか?とずっと疑問に思っていました。

 

ちゃんと報告してください!

私達にはわかりませんから。

患者からその遺伝子検査を頼むといくらかかるのか知りたいと思っています。

する必要があるのかどうかもそうですが疑問に思いました。

自分達でわかった気になるのは困ります。

 

遺伝子一つでどうにでもなるんだったら

薬のデザイン一つで一人をターゲットにすることも可能になるのではないですか?

 

 

 

こちらに書いたことは、私の個人的体験に基づいて書かれてあります。

著者に許可なくこちらの文章をインターネットその他に転記・転載することは禁止します。

文責:古山惠子