2023年4月10日 東京都がん相談で後悔していること


東京都がん相談で後悔していること。

きちんと書こうと思っているので、邪魔しないでほしいと思います、

自分の都合で都合よく書き換えたら、多分、今後においてよくないと思っています。

 

武蔵野日赤でのがん相談です。

ある日、当番だった私のところに、悲痛な声で電話が入りました。

始めの第一声が転院したいと言うことだったと思います。

場所は東京都がん相談武蔵野赤十字病院のがん患者団体支援機構の患者相談です。

転院という場合は、院内における病院が行っている患者相談に繋ぐことになっていました。

病院と病院の患者の転院という話は微妙な影響があるだろうと思います。

それはわかっていたのですが、咄嗟のことでそちらに繋ぎました。。。

 

末期の患者からの様子が伺えました。

電話の様子からひっ迫感が伝わってきたことを記憶しています。

聖マリでは、骨転移した患者の骨の入れ替え術が行われていて、それをわたしは、患者会活動のなかで知っていました。

人工骨とのその入れ替え術をした患者は、その後10年くらい生きたのですが、

だとしたら、もっと詳しく聞くべきだったな。。。と思いました。

聖路加病院の緩和ケア病棟の話も何となく聞こえてきていて、実際のところ、具体的には何も聞いていないのですが、

だから、記録には何もありません。。。

もしも、あの時の患者さんのその後を考えると、もしかして、チャンスを逃してしまったんじゃないかと気になります。

もちろん、詳しい状況は何も聞いていないので、わからない、と言えばわからないのですが。。。

 

武蔵野赤十字病院は、わたしたちがおこなう患者相談において、とても協力的でした。。。

始めは、事務の方が熱心に私たち患者の報告を聞いていたのですが、ある日、その担当が看護師に変わりました。

主導権は、患者にあった、と感じていたのですが

やはり、看護師に変わると意味が違います。

 

もしも、あの時に帰ることが出来たら、病院内の患者相談につなぐ前に一言、患者にはセカンドオピニオンの権利があると言うこと。

私が知っていたことをお知らせするべきだったんじゃないかと今頃になって思っています。

患者が行動を起こすかどうかは、その後のことだろうな。。。と感じています。

それは、三浦さんが最期の最期に行動を起こしたことにつながるような気がします。

がん患者が若いことと、ある程度、人生を過ごしてきたこととは意味が違うような気がしてならないのですが。。。

人間の命は平等だとしても、人生における意味はどうなんだろうな。。。と感じています。

熟年男性の海外に行って臓器移植を願う意味?それを考えることにおいても何だか違うような気がしてなりません。。。

 

がん患者の骨転移

人工骨に入れ替え手術をして長期生存に結び付くかもしれない。。。と言うこと。

がんを考える上では、化学療法絶対の機運とは、また違うのではないと感じています。

 

 

こちらに書いたことは、私の個人的体験に基づいて書かれてあります。

著者に許可なくこちらの文章をインターネットその他に転記・転載することは禁止します。

文責:古山惠子