初診 2000年5月31日

・2000年5月31日

主治医の前に初めて座った日。10~15分くらいでいきなり乳がんですと言われる。ほぼ、間違いではないでしょう。。。

リンパ節転移が脇に触れたのでそれが証拠だそうです。

もちろん、私にはわかりません。

しこりは過去に乳がんモデル体験をしていたので何となく分かりましたが、リンパ節?の知識は全くありませんでした。

 

その後、いろいろな検査に回されました。

超音波室で知人に会いました。白い制服を着ていました。彼女はどうやら、検査技師のようです。

(主治医と同時に彼女とのお話が始まることになりました)

この時、私は彼女に声をかけていません。それほどの仲ではなかったのです。

 

検査からもう一度診察室へ(その日のうちに細胞診をしたんだったかな~? 長い月日が流れているのでそうだったかな?程度です)

次は細胞診の為に細胞を採取されました。

1週間後にわかるとのこと。それがはっきりするまでは。。。と気持ちを持ち直したことを覚えています。

 

その日は娘(10才、小5)の新体操のレッスン日でした。

体育館に少し早めに送って行くと、彼女(検査技師)が入ってきました。

思わず、きょうは此れ此れ云々とお話をしてしまいました。。。がんの告知?があまりにあっけなかったので思わず言っちゃったような気がします。彼女とはこの時初めて話しました。

後から考えるにもう少し慎重であってよかったのかな?と思いました。

 

主人には病院を出た後で電話しました。

泣きながら電話したことを覚えています。

 

激動の一日でした。。。

 

 

 

 

こちらに書いたことは、私の個人的体験に基づいて書かれてあります。

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文責:古山惠子