丸山ワクチン 私の場合 2017年11月11日

丸山ワクチン 古くて新しい薬ですね。有償治験薬という存在ですね。

これをやろうと思い立ち実際に打つまでには私も時間がかかりました。

私の番号は30万台です。40万人に近い数字です。それだけたくさんの人が受けてきた試してきたと言うことのように思います。

この歴史を紐解くと大変なことだったということが分かります。

それでも民衆に指示されてきたと言う背景があるように思います。

 

2000年5月に乳がんの告知を受けて、2010年に再発しました。

丸山ワクチンを使い始めたのが2013年1月8日です。

いろいろな人にいろいろ言われて、情報はたくさん集まりました。

私もその真偽が分からなくて、いろいろ出版されている本を読み漁りました。

 

丸山ワクチンの存在は、マリア・ビバーチェをやった当初、きょうは丸山ワクチンを打ってから参加するので遅れます、とか患者さんから聞いたことがあったので、実際に使っている人がいることは知っていました。

自分が使うことになるまでには、それから10年以上の月日が流れています。

 

がん患者団体支援機構として東京都のがん相談を受けるようになって、3~4年?した頃でしょうか。。。

ある患者さんが相談員として入ってきました。

その頃、がん患者の末期のテーマを抱えていたように思います。

どの時点で緩和ケアとかホスピスとかに行くべきか??とか言うようなことです。

私の前に現れたその人は、所属が緩和ケア科だと言うのです。。。

私も驚きました。緩和ケア科に所属している人が普通に相談員として入ってきたのです。

その人のそれまでの状況を聞くと確かにそういうこともあるんだな。。。と言うことがわかります。

お仕事を退職されて、海外に住んでいたそうです。そこが安かったんだそうです。

がんはその前にわかってある程度治療をしてから、海外に行ったと言うことだったと思います。

そこで具合が悪くなり、急遽帰国してそのまま緩和ケアに回されたというようなことだったと思います。

そこでそのまま緩和ケア科に所属したまま、普通に生活していたようです。

私も思わず、だからどこで治療を受けるの?と聞くと、だから緩和ケア科だというのです。

変な会話が続いたことを記憶しています。

 

その彼女が丸山ワクチンを打っていました。

お世話になっている先生がその丸山ワクチン関係の先生だったようです。

私はそこでコンコンと説得されたような感じです。

この時はまだお話が信じられず、へえ~。。。そうなんだ。。。程度。

(いきなり、それまでお会いしたことのない人のお話をどこまで信じるか?という問題もありますね)

彼女とはその後、何度もお会いしてお話をしたので、信頼していますよ。

 

その頃、前後して私の会の方もそのようなお話を聞いてから、しばらくしてから丸山ワクチンを使い始めたことを知りました。

彼女は再発していました。抗がん剤治療を継続中という感じ。

その彼女があるとき、私の目の前をすたすたと歩いて通り過ぎたことがありました。

思わず、名前を呼んで引き留めました。副作用が大変なことは知っていました。その彼女が朝の忙しい時に目の前を通ったんだから、

目が点になる感じです。

とても元気そうにしていました。

丸山ワクチンを使い始めたようでした。

丸山先生の息子さんから直接電話を頂いたそうで、それで使ってみようとなったとのお話しでした。

この彼女とは、患者会を作った時にお会いして相談したことがあったんです。だから、2000年当時からの知人です。(Teddyに入っていました)

(お話の信憑性を考えると古くから知っている人の方が信頼がおけると思います。)

 

抗がん剤治療中に使用すると、とても元気になると言っていました。

だから、私も使おうと思いました。

2012年、使い始めの前年度、主治医に丸山ワクチンを使いたいと申しましたら、あれは水だ、ということでした。

データがきちんとしていない。。。と言うようなことだったと思います。

2012年の1月にUFTを飲み始めています。(リクエスト)

2013年に、もう一度、丸山ワクチンを申し出たんですよ。(書類は書くと聞いていたので)

この頃、口内炎に悩んでいたと思います。

打ち始めたらそれがなくなったので、嬉しかったです。

結局UFTは2年くらいして止めました。

 

東京都のがん相談員として

あるとき、日赤武蔵境病院での交流会である患者さんとお会いしました。

友人の付き添いで病院に来ることがあるとのことで、交流会に参加しました。

その方がホスピスが所属?かどうかわかりませんが

そちらのホスピス関係の先生にやはり、丸山ワクチンを打ってもらっているとのことでした。

とてもお元気そうでした。

やはり末期状態にある方のように思いましたが、普通に生活しているようでした。

(時々、通院だと思います。友人のお世話をしているくらいだから)

(この方も当日初めてお会いした方なので、そのお話の真偽を確かめたい衝動に駆られます)

 

こうしてみると、ホスピスとか緩和ケア

いろいろな利用の仕方があるように感じました。

末期ではあるけど、普通に利用する???私もまた、固定観念に縛られているなと感じたできごとです。

 

 

2013年1月8日開始(2013年3月18日クリニック変更)

丸山ワクチンは注射の回数が多いので、ということでご近所のお医者さんを探しました。

ところが彼女の所と比べると少し注射代が高かったのです。

その後、調べてわかったのですが、丸山ワクチンは保険適用ではないので、注射代も自由なんだということが分かりました。

大体350円~1500円の幅があるみたいです。

1500円の人は大変ですよね。。。

打ち始めは、月、水、金 と言う感じで週3回をやっていました。

今は月、金 とか 火、金 とかです。

だんだん身体が慣れてきた感じです。

A10アンプル B10アンプルなので 1ヶ月半くらい持つと思います。

 

ワクチンの打ち方があることを知りました。

最初の3年間は1日おき、または週3回注射が基本。(私がかかっている先生のところは木曜日がお休みです)

治療開始後3年以降、週2を5年まで続け、以後週1に減らし、適宜終了だそうです。

病状により増減することもある。

患者さんの状況により、再発防止のため、長期的に使用と勧めることもあるとのことです。

ここいら辺がデータを出しにくいことなのかもしれません。。。

丸山先生の息子さんから聞いたんだったかな~。。。文春?だったか忘れましたが

25%くらいという数字を記憶しています。4人に1人?ですか?

多分、私が思うに、本人の性格的な問題や住んでいるところの環境の問題とかいろいろ重なってくるのではないかと思います。

かなり、根気のいることのように思うので。

 

 

初めは私もいずれ抗がん剤治療だろうと思っていたので、その副作用を軽く出来るかな と思いました。

それと丸山ワクチンは長く打っているとコラーゲンが腫瘍を包むと言うことを知りました。

だから、なるべく早く始めた方がいいかも。。。と言う予備知識は持っていました。

 

2016年

丸山ワクチンの永積先生が退職されました。

この先生からはお手紙をもらっていたので少しさみしいです。

 

丸山ワクチンの小冊子などを読むと、よく岩城先生のお名前を拝見します。

私に説明してくださった彼女はその岩城先生にお世話になっていたのかしら???

彼女(がん相談員)もまた2年くらい前になくなったとお聞きしました。

彼女とはモンブランケーキを食べに一緒に行ったことがあります。

ここがおいしいんだ。。。と教えてもらいました。(どこに行ったか覚えてない)

いろいろと教えてくださってありがとうございました。

ご冥福をお祈りします。

 

と言うわけで

私は勝俣先生にもっと調べてと言いたくなるのです。。。

(昔、あのお節介な人と友人だったのです。

勉強会とか食事会とか先生ともご一緒していた時がありました。)

 

 私は現在、アロマシンと丸山ワクチンで治療中です

 

がん相談をしていると、どうしてもこのお話は本当なのだろうか?という疑問に突き当たります。

信じないことには始まらないのですが。。。

その確認作業のようなものが必要になってくるように思います。

難しいことですね。。。その人の経験値のようなもので判断するように思いますが、客観的要素として別のものが必要になるときがあるように思います。

それでもその人にとって善かれと思って向き合うしかないのだと思いますが。。。

批判的なお話はとても判断が難しいと思う時があります。

 

 

 

 

こちらに書いたことは、私の個人的体験に基づいて書かれてあります。

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文責:古山惠子