医療ミス? 2018/03/27

Teddyで医療ミス?と騒がれた件

 

先生に謝ってもらったものの、正直何が起きているのか?いったい何について謝っているのかがわからない状態だったと思います。

それまで、まさか、自分の身体がそんなに変わっているとかは思ったことがないので、いったい何に謝っているんだろう?と言う状態だったと思います。

私もこの時点で、何を謝っているんですか?とでも聞けばよかったと今になって思っています。

ところが、その先生のあまりにしょげかえった状態を見ると聞くに聞けない感じだったです。

人は、いきなり理由もわからずに謝られたら困りますよね?

 

その前に、ものすごく怒られた経験をしています。

これもよくわからずにいました。。。何で病院に来て怒られなくっちゃいけないの?と言う感じです。

この理由がわかったのはそれから数年して(たぶん4~5年、もっとかも)からです。

同じような方が目の前に現れました。

その方は、乳がんが腕に転移して家でじっとしていたそうです。

毎日、その変化していく様子をじっと見ていたみたいです。

どうして病院に行かなかったのか?と聞きましたら、怖かったんだって。

う~~~ん。。。私も言葉に詰まりました。

やっとの思いで病院に行ったらものすごく怒られたそうです。

あっ、それか!?

と、思いました。

治りますか?と聞いたら怒ったみたいで、答えるに答えられない状態だったみたいです。

私もそうだったんだろうなあ~。。。と思いました。

 

私はこの時(怒られた時、)Yさん(ピンクリボンの彼女)に聞いています。

そうしたら、訳がわかったようなわからない状態でした。

たぶん、治療の大変さや患者の気持ちなどはわかっていなかったと思います。

 

私は、怒られた時、どうしたかと言うと、正直に言うしかないと思ったので、この先、胸を取られてどうやって生きていったらいいか、わからないと言いました。

主治医の顔つきがサッと変わったので、通じたんだろうと思いました。

それでも、治療が優先すると言うので、私としては半ばどうでもいいや。。。と言う感じだったと思います。

髪が抜ける治療と髪が抜けない治療と他のやり方があるがどうするか?と言うので

「はい。髪が抜けないのがいいです。」と言ったら、これがまたまた、頭に来たみたいで、

最終的に髪の抜ける強い治療になりました。

その後の経過はまたまた酷くなってとても大変でした。

今では笑い話に出来ます。

 

だから、私は何故、謝られたのかを知りたかったんだと思います。

主人にも言ったと思うのですが、抗がん剤治療が化学療法と言うのだと言うことも理解していない人なので、二人でわからない状態だったんだから、その後、私ががん医療というものを突き詰めて考えようとしていったことを理解してほしいと思います。

わからない人にわかるように説明することは大変なことです。

進んで行くとそのたびに壁にぶつかりました。

私としてはその都度、壁を乗り越えようとしてきたと思っています。

それががん対策基本法などにつながったと思います。

 

私は13歳で実母を病気で亡くしています。(がんではありません)

その後の父は医療系のドラマは絶対見るな、と言う感じの家庭でした。(思い出したくなかったのだと思います。)

だから、がんなどについてはちんぷんかんぷんだったんですよ。

理解するのは、大変でした。

だから、がん相談だったのにね~。。。

 

私は困った時は、その都度、友人たちに相談してきました。

がんは、病気もそうですが、その医療用語を理解することも大変ですよね?

病気を理解する前に、言葉を理解してその社会を理解しなくてはなりません。

医師に対する時には、自分が思ったことを言葉に代えて質問しなくてはなりません。

きちんと的に合うように。

じゃないと通じないと思います。

今は大分浸透してきたんじゃないかと思います。

 

先生方

怒らないでくださいませ。(笑)

 

先日、主人との会話。

あれは人体実験だったかもね~。。。と言ったら

主人が今生きているんだからいいだろ

だって。

 

 

 

こちらに書いたことは、私の個人的体験に基づいて書かれてあります。

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文責:古山惠子